【連載】JIGletを使って製造現場のIoT化を効果的に進めるアイデア その1

 

はじめに

こんにちは!JIGletプロジェクトチームです!
一口に製造現場のIoT化と言っても、IoT化の手段は世の中に多くあり、何を使って、どのようにIoT化を進めていくのが効果的なのか、悩ましいですよね。そこで、製造現場でよく使われるITツールの特徴とその用途を整理し、JIGletを使って、各ITツールによる製造現場のIoT化を効果的に進めるアイデアを4回の連載記事でご紹介したいと思います。

連載1回目の本記事では、図1のITツールのうち、PLCソリューションの考察をしたうえで、JIGletがPLCソリューション導入時にどのように役立ち、IoT化を効果的に進めるのか説明します。その他のITツールについては今後の記事でご紹介します。

図1.製造現場でよく使われるITツールとその用途
用途 PLCソリューション バーコードリーダー RPA AIカメラ PCアプリ(Excel)
作業監視
設備監視
報告・相談
実績履歴管理
IE(動作分析)
工数管理
設備稼働/停止分析
PLCソリューションの考察
PLC(Programmable Logic Controller)の特徴

PLCは、生産設備の制御に使われる装置です。PLCを活用することで、設備異常や、警告、稼働時間、連携されているセンサーからの情報等、多くのデータを取得できます。

ソリューションの用途(例)

PLCを使ったソリューションにより、『設備の状態監視』、『設備の稼働率計算』、『設備停止要因分析』、『生産実績数の自動取得』、『生産時間の計算』等さまざまな情報を自動収集できます。またPLCのソフトウェアであるラダーをプログラミングすることで、データ収集だけでなく、さまざまな設備の自動制御も可能です。

 

PLCソリューション導入の難しさ

便利なPLCソリューションですが、自社で導入する場合、電気関係やネットワークの知識、技術はもちろん、ラダーをプログラミングするスキルが必要です。ベンダーにラダーの作成を依頼する場合、規模や開発難易度にもよりますが、決して安いわけではありません。また、『どの設備でやりたいか』、『何をやりたいか』、『どのようにしたいか』など、導入する企業が要件や仕様を明確化する必要があり、多くの手間が発生し、導入までに時間がかかります。そして、この要件や仕様がうまく提示できない場合には想像と違うものができあがるなどのトラブルが発生します。

 

JIGletを使ってPLCソリューションの導入を効果的に進めるアイデア

PLCソリューション導入時の要件・仕様の整理の難しさに対処するには、『別の簡単な仕組みで問題点の洗い出しから始めること』が有効です!改善したい設備に対して、JIGletを使って解決すべき問題点を事前に洗い出します。設備の稼働率向上を考えている場合、図2、3のように照度センサーを使って簡易的に稼働率を計測し、図4、5のようにサイコロを使って停止要因分析を行うことで、PLCソリューションを導入することで課題を解決できるのかが事前にわかります。例えば図5のように『製品待ち』が停止要因の主要因だった場合、その課題はPLCソリューションでは解決できませんので、他の手段を選ぶべきということが事前にわかります。こうすることで要件や仕様の整理が進み、ソリューションを提供するベンダーとの話は非常にスムーズになり、PLCの導入費用対効果を上げることができます。

図2:照度センサー設置例
照度センサー設置例
図3:稼働率/非稼働率割合
図4:サイコロ利用例
サイコロ利用例
図5:停止要因分析例
停止要因分析例
おわりに

いかがでしたでしょうか?
PLCソリューションのような高度なITツールの導入を進めるには、『簡単な仕組みで問題点の洗い出しから始めること』が有効です。JIGletを使うことで、要件・仕様の整理の難しさに対処し、IoT化を効果的に進めることができます。また、改善したい設備・生産ラインで効果が検証できれば、他の設備や生産ラインにも横展開して継続的にその効果を広げることができます。是非、御社での導入をご検討ください!次回は、JIGletを使って、バーコードリーダーやRPAによる製造現場のIoT化を効果的に進めるアイデアについてご紹介します。

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